清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2007年11月

講師の清原です。
平成19年11月16日、私の画家としての活動に対し、兵庫県から平成19年度兵庫県芸術奨励賞を頂くことになりました。
画家として活動を続けることができ、県から今度のような評価を頂けるのも、生徒さんの助けがあってのことと、深く感謝申し上げます。

県から奨励されました以上、一層がんばります。画家として、皆さんの輪の中で育てられていると実感する日々です。今後ともどうぞよろしくお願いします。

なお、11月25日(日)9:00~9:30、サンテレビの「週刊ひょうご夢情報」という兵庫県の広報番組の前半、「1週間の県政」で、受賞者の紹介が行われるそうです。

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11/22、私が出展していた三人展が無事終了しました。
こうして作品の発表ができ、たくさんの方にお越しいただけるのも、日ごろ支えてくださる生徒の皆様のおかげだと思い、大変感謝しております。ありがとうございます。
作品展をすると毎回、久しぶりの再会と、新しい出会いの連続の日々になります。それはとても贅沢で1年に1、2度のご褒美のような期間です。
また普段お会いしているものの、たっぷりお話する時間が無い教室の生徒さんとお話が出来るのも、作品展の大きな楽しみです。
この6日間、自分が描いた絵を客観的に見たり、たくさんの方に感想や助言をいただいたことで、いろいろと感じ、考える事がありました。
それを活かして、これからも実直にそして楽しく絵を描いていこうと思います。

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ブログでも度々ご紹介している50号の作品(10/27、11/9、11/15、11/17に掲載)。
11/22に生田教室のMさんが、完成を迎えました。Mさん、おめでとうございます。
最初に描かれたのは、画面左上のうさぎ。これは奥様が手作りされた人形を教室に持ってきて描かれたものです。
それからドラゴンが現れ、滝が流れ出し、美しく澄んだ浅瀬、彼方にはエジプトのピラミッドまで…。
現実から離れた、空想の世界のような絵。
私は、この絵を前にすると見るのをなかなか止められません。この中に、たくさんの物語が潜んでいるような感じがするからでしょうか。
いつかじっくり見させていただき、空想世界に浸りたいと思います。

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11/22の生田教室では、Mさんに続き、もう一名の生徒さんが大作の完成を迎えました。
生田教室、日の峰教室の2つの会場へ来てくださっている谷中さんです。谷中さん、おめでとうございます。

最初に描かれたのは画面中央のスニーカー。それからグラウンドが広がり、野球少年たちが動き出しました。グランドの中央、縦に伸びている部分は、地方都市の住宅地のような町です。
画面右の木立と、画面下の海と島々は絵画旅行(10/29のブログに掲載)で描かれたものです。谷中さんが木立をスケッチされている様子は、とても美しい光景だったので、この次の記事に写真を掲載します。

この絵には日常の中にある詩(これは私がとても好きなものです)を感じます。
また、画面のいたるところに「かっこよさ」が溢れていると思います。そのかっこよさは、色の発色や、筆のタッチの単位の美しさによって、表れているものだと思います。

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大作を完成された谷中さんが絵画旅行(10/29のブログに掲載)で、大作の一部にスケッチをされている様子です。この写真で谷中さんの右手側を見ると広がっていたのは、海と島々。作品の下の部分です。

谷中さんは、何時間も静かな山の中、木々に包まれてスケッチをされていました。
その間にこの道を通った人は、絵画旅行の参加者を除いて、たったのお二人。
ちなみに、私はこの木立を登った場所でスケッチをしており、10/29のブログの画像がその様子です。遠くに船の汽笛の音を聞きながら過ごした素晴らしい時間でした。

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