清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2008年05月

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瑞々しい緑が作る木陰の中を、まぶしい白さの角隠しをかぶった花嫁さんが歩いてきます。そして風が吹くと花嫁さんに差し出された赤い傘に楠の花が散ります。うっとりする光景でした。

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とても爽やかな1日だったのですが、それに加えてふたつの素晴らしい光景を見る事ができました。ひとつは、楠の花です。爽やかな風が吹くと小さな黄色い花が、雨のようにざーっと斜めに降ります。写真に映るWさんがお昼におにぎりを食べている間、描きかけの絵の上にはたくさんの花が散りばめられていました。
ふたつめは、花嫁さんを4人も見た事です。後でわかったのですがこの日は大安。結婚式のご一行は、神社の立派な正門からお姫様の行列のように歩いてきます。おかげで雅楽の音を聞きながらの、なんとも贅沢なスケッチとなりました。写真は次の記事をご覧ください。

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5/18(日)は毎月恒例のスケッチ大会でした。湊川神社では初めて開催させていただく事になり、とても楽しみにしていたのですが、思っていた以上に気持ちのいい時間を過ごすことができました。
丁寧に手入れされた境内、大きな楠の木陰に包まれて、参加者の皆さんがスケッチをしています。
10:30から始め、昼食を挟んで、4:00まで描きます。こんな気持ちのいい場所でも何もしないで6時間も過ごすことは難しいと思います。スケッチは、描く事が目的でなくても、その場所だけの景色や季節を堪能できる、とてもいい方法だと思います。

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「部分積み上げ方式」展の詳細情報です。
ぜひ、いらしてください。

会場:
ミナトもの創り匠館 波止場町TEN(入場無料)
神戸市中央区波止場町6-5 TEL.078-351-1335

日時:
2008年5月22日(木)~5月27日(火)
11:00~19:00(最終日17:00)

ワークショップ:
5/24 5/25 ・1レッスン500円・要予約
詳しくはお問い合わせください。TEL.090-2045-4521(清原)

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来週5月22日(木)から「部分積上げ方式」展が始まります。
「部分積上げ方式」とは、全体の構図を考えることなく描きはじめ、先に描いたものと次に描くものとの関係を大切にしながら、積み上げるように描く方法です。
昨年からこの方法で大きな絵を描く計画が進められ、今回、十数名の生徒さんと講師、アシスタントの作品を展示します。

この画像は私が出展する絵の制作途中の様子です。
昨年7月に行ったイギリス旅行で見たいくつかの景色と、ロンドンの美術館ロイヤルアカデミー・オブ・アーツで観たホイッスラーの絵を描いています。「部分積上げ方式」で描いたため、普段描いているものとは違った絵に仕上がっていき、とても刺激的でした。
そして、何ヶ月もかけて取り組んでいるうちに絵に対する理解も深まった様に思います。この絵がどのように完成を迎えたか、ぜひ会場でご覧ください。
出展者皆さんの絵は、とても興味深いものばかりです。

詳細と地図は次の記事に掲載しています。

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