清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2009年07月

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子どもたちは、大人の姿を見て真似るのでしょうね。

だんだん慣れてくると、黙々と描くようになってきました。

寡黙な研究者の風貌を漂わせています。

すごい消化能力と学習能力です。

アーティストとして遇してきたのも、功を奏したと思います。

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最近のkids日の峰教室は次第に静かになってきました。

絵の中に入り込んで、集中している感じです。

子供にとって、絵の中の世界はふるさとのような、懐かしい世界なの

ではないかな?と、ふと思いました。


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生田教室はいつもにぎやか。といっても基本的にたいてい静かですが。
仕事を終えてから集まってきた人たちが、しばし時間を忘れて黙々と絵画に打ち込みます。

生田町、国体道路という、神戸CITYの中心に近い場所で夜、黙々と描いている人たちのいる空間の静けさというのが、私は好きです。

たくさんの人たちが産業に従事し、昼はあんなに活発に活動していた町も、夜が降りてきてにわかに自分の庭のような感覚になるからでしょうか?

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生田教室のKさんは抽象の遊びをしています。

私と一緒に考えながら絵を進めています。

大事なのは、絵を構成する無数の斜線。これらの線を一本一本おろそかにせず、ていねいにひいているところがこの絵を豊かにしている鍵ではないかと思います。

この遊びは、私も多くの人に楽しんでいただきたいと思います。ですからKさんと一緒に共同でゲーム開発しているようなところがあります。

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日の峰教室のKさんの作品。
ご自宅で飼っておられるウサギを描きました。

Kさんは月に1~2回のペースでコツコツやってこられました。

徐行描き、色遊び、一発彩色法という基本パッケージ(=一揃い=アンサンブル)のどのステップも非常によく理解しておられ、規範的な絵だと思います。

特に絵の具の使い方がすばらしい。その潤い、水加減は透明水彩絵の具の魅力を十分に引き出し得ています。私はいつも、Kさんは絵の具や紙、そして対象に、優しく接しているなあと思います。

徐行描きも色遊びも、一発彩色法も、Kさんにぴったりな画法だと思い、嬉しくなります。


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