清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2010年03月

イメージ 1
今日は三宮の画材店ルナを訪れました。

4月25日(日)に第1回が開かれる

スケッチ大会(=スケッチ教室)用の、

画材の手引を作るためにやって来ました。

普段のレッスンは室内ですが、

屋外用の道具にも色々な工夫があります。

私は「スケッチ大会はピクニックだ」をコンセプトとしていますので、

屋外で快適に過ごしていただけるのが重要な鍵となります。

写真でご紹介しているのは売れ筋の椅子とイーゼル(画架)です。

ゆったりとしてますが、軽量です。

この、軽量であるというのも大事な要素ですね。

1回目は須磨離宮公園です。ぜひご参加ください。







イメージ 1
KCCミント教室で、観葉植物を描いています。

ずっと写真を見ながら描いてきたのですが、

実物はやはり醍醐味があります。生命に直接触れている感じがします。

緑はいいですね。

KCCミント教室はずっと10人以上で賑やかにやってきましたが、

今は比較的落ち着いた人数でやっています。

高層からの眺めで、スペースを十分に使いながらの

色鉛筆画の時間はとても心地いいですよ!

今がお薦めです。

イメージ 1
4月3日(土)から4月11日(日)、

新開地の神戸アートビレッジセンターで、

KAVC教室の生徒5人による、その名も

「大新開地展」が開かれます。

昨年の秋頃から企画準備を始め、

少しずつミーティングを重ねて、

今は追いこみ、仕上げの段階となりました。

写真はその作品を制作中の生徒さんです。

展覧会を開くには、作品を作る以外にも

色々な段取り、工夫、努力が要ります。

そうしたことを経ながら、開催にこぎつける意義は大きく、

その上で作品のクオリティの問題があると考えてみるのも、意義深いと思います。





イメージ 1
昨日、展覧会は終わりましたが、

同時にこれは始まりを意味しています。

出品参加した皆さん、見に来てくださった皆さん、

ご自分の中で何かが始動してはいませんか?

ご自分を振りかえって、照らしてみてください。

自然界にはもう、春が来ています。

確実に新しい生命活動のサイクルを開始しています。

皆さんは、どうですか?

展覧会期間中は、オリンピックの終盤がありました。

昨日終わった展覧会が、オリンピックのように、

皆さん一人一人の中で、何かを巻き起こしていくことを願っています。

あなたも、ちょっと暴れまわってみませんか?

私自身は、これを書いている今、

恐竜のように暴れ回れたら…とちょっぴり思っています。

ちなみに絵はそんなとき、いいフィールドになりますよ。

大量の絵の具をぶちまけて、心の叫びをぶつけることもできるのです。

私は飛ぶ。私は泳ぐ。

恐竜のようにビルをなぎ倒して、私は走る。

うちの教室の作品は、概ね品がよくて、優しいと言われますが、

これからはもっと激しい、破天荒な、絵があるのもいいかもですね。

私も含めてですが、今、世の中が何となく、すくんでいると思いませんか?

昔はもっとあほな、ださい、気のきかない、へんこな人が多くなかったっけ?

私にしても、昔に比べたらスマートになったような気がする(体型ではない)…

昭和歌謡とか、昔の映画に出てくる人を見ても、今の人に比べて、

ずいぶん野暮天だなあ、と思ったことはありませんか?

そう、昔はもっとみんなかっこ悪かった!

はず。

私ももう少しあほになろう。

痛恨のミスや、自分のしょぼさ、世の中の閉塞に、小さくなってはいませんか?

まあ、いいじゃないですか。

春ですよ、春!

例の、清原絵画教室で培った、自慢の「自画自賛スピリット」で、

大ぼら吹いて、発進してみましょう!

私も、遊び心、いたずら心を開いて、やってみます。



…さて、この展覧会を開くのに、たくさんの人の助けをいただきました。

搬入、オープニングパーティの準備、当番、お客様を連れての来場、

レッスンへのお誘い、搬出など、本当に心強く楽しい支援でした。

そして、今年は当番の人同士の交流が、収穫でもありました。

当番を通じて、参加者が展覧会を楽しむ側面は結構あるように感じました。

また、例年は一人(もしくはアシスタントと二人)で会場に詰めていた私ですが、

今年は当番の人がいてくださったおかげで、精神的にずいぶん助けていただきました。

くつろいだ気分で展覧会の会期を過ごすことができました。

けれども、出品するだけでも、会場に足を運ぶだけでも、我々の教室に対する貢献です。

本当にありがとうございました。

そして、どうぞこれからも、いや、これからこそ、よろしくお願いいたします。

そして展覧会で初めてこの教室を知った皆さん、

こんにちは。

今度はどうぞレッスンや、スケッチ大会などのイベントにお越しください。

教室の活動には、写真のように、コミュニティのようなふれあいがたくさんあります。

どうぞ、仲間になってください。

心と心の結びつきが希薄な今日、

このような教室の活動を通じてふれあいを深めたり広げたりしていただければ、

教室の主宰者として幸せに感じます。

今回一緒にがんばった方も、まだ見ぬ方も、どうぞよろしくお願いします。

これを記念すべき新しいスタートにして、ともによい仕事をいたしましょう!




(展覧会出品作品は全て、トアギャラリーのホームページの、「最近の展覧会」のページでご覧いただけます。)






































イメージ 1
静けさの中にも祭はあります。

この展覧会は、教室のお祭りだと、

色々な機会に述べてきましたが、

展覧会が本当の祭のように騒がしいことはありません。

むしろ壮絶な静というようなものが、

美術の世界にはあります。

私は、美術の活動には、

清澄な雰囲気や秩序が大切だと考えています。

絵を描く人のそばに、そして絵を見る人のそばに、

そういう整然とした環境があってこそ、

内面において革命的なこと、戦慄、血のたぎりが起こると思います。

展覧会をご覧になって、

ハートを熱くした人はいますか?

多くの人が、作品に優しさを感じるとおっしゃいました。

けれども、中には熱い激しさを感じるとおっしゃる人もいました。

私も、全体の作品から熱いエネルギーを感じました。



















↑このページのトップヘ