清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2012年09月

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昨日は下4点を描いた(上2点は旧作)。

昨日は夜7:00頃に制作をはじめて12:00頃に終わった。

だいたい1点1時間くらいの計算になるか。

やはり水彩は乾きが早いため、次々にサイクルを完了させることができるのがいい。

多くのバリエーションを描きたいときも、発想したことがすぐに確認できるので、やりやすいようだ。

それと、湿潤な日本の風土では、物理的にも制作上の心理的としても、また画風の雰囲気の上でも適しているのではないか、ということは見過ごせないだろう。

問題は耐久性だ。

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こちらは1998年、14年前の油彩作品。

従来的な文脈(絵画形式)に規定されていたなあ、と思う。

今描いている作品も10年後に「あのころは狭い枠(思考フレーム)にとらわれているなあ」、と言えたらいいが。

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16年前、1996年前に描いた油彩。

古典技法(テンペラ※と油彩の混合技法)を使って描いている。

※テンペラ=卵を接着剤とした絵

これを描いた頃は試行錯誤の連続だった。

写真製版から着想を得て、黄→赤→青を順にのせていき、人間プリンタのように描いた。

この発想が、古典技法から出てきたのがおもしろいと思う。

以前は、不透明な色を使うのがこわかった。




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紙に水彩、はがきサイズ。

風景解釈(出したい気分と言ってもよいか)を変えて描いてみた。

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紙に水彩、はがきサイズ。

14年前の油彩画を水彩で模写。



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