■02 秋山アキヲ
今回は西洋美術と東洋美術、美術の王道とサブカルチャー、古典と現代を融合させるべくフランス古典主義の巨匠ニコラ プッサンと日本漫画界の至宝つげ義春先生を合体させました。世間でいうところのいわゆるつげプッサンです。

ダビデの勝利はゴリアテ斬首。
5-02「ダビデの勝利はゴリアテ斬首。」秋山アキヲ
イスラエルの羊飼いダビデがペリシテの戦士ゴリアテと一騎討ちし投石にて勝利した場面です。油絵の上に油性筆ペンで描きました。

牧歌的するアルカディアの盛んな死。
4-02「牧歌的するアルカディアの盛んな死。」秋山アキヲ

「アルカディア」とはギリシャに伝わる牧人の理想郷です。 中央の石壇は墓で二人の牧人が指差している部分には「アルカディアにも我あり」(Et in Arcadia ego)と刻まれています。
「我」とは死を示し、「理想郷」にも死は必ず訪れる、生とは「儚きもの」との暗示です。漫画のカラー二色刷りを意識して彩色しています。

担がれるサイドのビーナス(金星)指。
6-02「担がれるサイドのビーナス(金星)指。」秋山アキヲ
元絵の色彩をある程度再現しつつ漫画的輪郭線および暗部を描き込みました。

牧神の愛は愛情の怒ったら葦。
7-02「牧神の愛は愛情の怒ったら葦。」秋山アキヲ
半人半獣の牧神パンが妖精シランクスを無理矢理捕まえようとしている場面です。シランクスは自ら望んで川辺の葦になりました。この作品では漫画的輪郭線は入れずセリフを入れるだけにしました。

二次元表面景色が徳の高い一家。
8-02「二次元表面景色が徳の高い一家。」秋山アキヲ
聖家族は、幼少年時代のイエス キリストと養父ヨセフと聖母マリアのことでキリスト教美術の主題のひとつです。つげ義春風に植物を細かく描きました。

飲むための育たすゼウース様。
幼きゼウスが山羊の乳で育てられている場面です。漫画を描くときに使うGペンを使用しています。
9-02秋山アキヲ6 (未完成)大「飲むための育たすゼウース様」

階段に聖する家族の居る。
10-02秋山アキヲ7(未完成)大「階段に聖する家族の居る」

プッサンの代表作 階段上の聖家族を元に描きました。貸本漫画的世界観と角ゴシックのダサさと格好良さを感じて頂ければ幸いです。

第17回清原絵画教室展
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