■06 内多靖
岡本太郎の「太陽の塔」の内部リニューアル事業にあわせ「太陽の塔展」があべのハルカス美術館で開催された。その際の感動を色鉛筆で表現してみた。

黄金の顔1
19-06「黄金の顔1」内多靖

改修のため取り外された直径11mの「黄金の顔」の実物。
間近かに対面し、そのスケールと迫力に圧倒されながらも、何故か1969年のアポロ計画で月面着陸に成功した際のアメリカの宇宙飛行士の映像(太陽に照らされた月面の様子)の記憶がよみがえり、感動が重なり衝撃を覚えた。
「これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」アームストロング船長

黄金の顔2
20-06「黄金の顔2」内多靖

1970年日本万国博覧会のシンボルゾーンに構築された太陽の塔のてっぺんの「黄金の顔」。
「太陽の塔」は<過去・現在・未来>を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴を表現している三つの顔で構成されていて「黄金の顔」は金色に輝く未来をあらわしている。
私の表現では「愛嬌のある可愛い顔」「少し淋しそうな物憂げな顔」となった。
「芸術は爆発だ!」岡本太郎

第17回清原絵画教室展
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