■13 YN
門出
38-13「門出」中西良恵
徐行書きと水彩絵の具にて描写。
絵の元となっている実際の場面は、新郎新婦の前に大きな窓があるため、光と影のコントラストがとても強い光景となっている。
今回は、徐行書きの線描を主役にするため、色による光と影の再現は極力抑えている。
また、絵の具は水気を多くし、重ね塗りは2回までとした。
白無垢は、画用紙の色をそのまま使用している。
全体的に暗めの色調の絵ではあるが、薄く塗ることで色の鮮やかさと、線の良さが生きた作品に仕上がったと思う。

第17回清原絵画教室展
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