清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2008年06月

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オリエンタルホテルに近づいてみると、とても迫力があります。
いつの間にか、神戸を代表する建築になってしまいましたね。

明治以来の伝統を誇った古いオリエンタルホテルが震災でなくなり、新神戸のオリエンタルは名前を変えました。

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アシスタントも書いていましたが、昨日は神戸港でスケッチ大会でした。先月は「部分積み上げ方式」展のため6日間神戸港ですごし、港で過ごす時間というのは、とても気持ちいいものだと思いました。やはり海の近くには、人を包み込む不思議な力があるのでしょうか。
私なりに、神戸港の眺めを選んでみました。



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写真はTさんの制作中の作品です。観覧車を描かれるのに苦戦されていましたが、モザイクの楽しげな雰囲気が表れていながら、詩情のようなものも感じられます。
今までのスケッチ大会は、緑が多い場所で開催していましたが、今回はずいぶんと趣が異なりました。参加してくださった皆さんの絵が素敵で、見ているのがとても楽しかったです。

次回のスケッチ大会は7/6(日)、須磨山上遊園です。
緑が豊かな山の上から、海や淡路島が見渡せる、素晴らしい場所です。
ぜひお気軽にご参加ください。

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写真左はYさんの作品です。ペンと水彩絵の具で描かれています。薄曇りの、景色全体が明るい光に包まれた感じがよく出ていると思います。徐行描きによる線はしっかりと景色を捉えていて魅力的です。右はKさんの作品です。Kさんが参加してくださるのは今回で3回目です。1回目、2回目のスケッチでは人物の表現や、色使いがかわいらしい印象の絵を描かれていました。今回は、仰ぎ見たオリエンタルホテルの姿が写実的だと感じたのですが、よく見るとホテルの下に停まっている車がなんともかわいらしいので、それを見つけた時、とても嬉しくなりました。Kさんの1回目のスケッチを掲載した記事はこちらです。
2008/4/30 (水)「スケッチ大会 ドンキーバレー 2」http://geocities.yahoo.co.jp/gl/kiyoharakaiga/view/200804

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ほとんどの方はポートタワーからオリエンタルホテルまでの場所で描かれたのですが、描かれた対象はバラエティー豊かです。正面を見れば華やかなモザイク、南側を見れば造船所やその向こうの静かな海、そして、すぐ近くには、ちょうど寄港していた白く美しい船「進洋丸」がありました。
写真は制作中の清原先生のスケッチです。今回はレクチャーの後、先生が引き続き描き、参加者がその経過を見られるようにしました。
ちなみに、「進洋丸」は、宮崎県立宮崎海洋高校の実習船で、スケッチ大会の参加者のうちの6名の方と私は船内の見学もさせていただきました。清原先生は、完成した「進洋丸」の絵を船員の方に手渡されたそうです。

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