清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2008年12月

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いよいよ大晦日です。
今はレッスンが冬休み中のため、レッスンの記事では無く、先日、初めて金閣寺を訪れた時の事を書きます。
灰色の石が敷き詰められた参道を抜け、顔を上げると金色のまばゆい光が満ちていました。最初、夕日の光だと思いました。でもそれは、夕日を反射した金閣寺でした。人が作った物がこんなにも光に満ちる事にとても驚きました。
私は絵もそうですが人が作る物は、本物の自然には敵わないという思いがあります。それでも美しさに迫ろうとして、真剣に物を作る姿勢や知恵が見る人の心に届く物を作り上げるのかもしれません。

年を越したら、ホームページのトップ画像がお正月限定版になります。
ぜひご覧ください。
http://www.kiyohara-art.com/

最後になりましたが、清原絵画教室のレッスンやイベントに参加してくださっている皆様、このブログを読んでくださっている皆様、本年はまことにありがとうございました。
2009年も、より皆様に喜んでいただける教室になるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2枚目はK.Eさんの作品(制作中)。
3つの建物を自由に構成し描かれています。
私は寺社が美しいと思っても、建物の複雑な作りに描く事を躊躇してしまいます。
それを臆せず、のびやかに素直に描けるのは本当に素晴らしいと思います。
私もいつかそうなりたいです。

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スケッチ大会に参加してくださった2名の方の作品をご紹介します。
1枚目はY.Sさんの作品(制作中)。
鉛筆の描線だけの時点でもどきっとするような美しさを持っていたのですが、水彩絵の具の色が加わり始め、画面はますます美しくなる予感で満ちています。リラックスして、それでいて慎重に丁寧に描いていることが、見る人を受け止めてくれる器の大きさになっているのでしょうか。

ちなみに教室だより2008年度冬号の表紙絵はY.Sさんの作品です。
ホームページのトップページにもさせていただいているので、ぜひご覧ください。
http://www.kiyohara-art.com/

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12/7(日)は北野異人館でのスケッチ大会の予定でしたが、気温がとても下がるという予報が出たため、日の峰教室でのレッスンに変更になりました。
当日、集まった皆さんとどのようなレッスンにしたいか話し、短時間の屋外スケッチの後に日の峰教室に戻って室内制作をする事になりました。

訪れたのは小さな山に抱かれた古社、六條八幡宮(神戸市北区山田町)。
明るい緑の木の後ろには、うっそうとした林があり、木々の間からは美しい青空が透けています。
冷えた空気の中、背中にポカポカした陽射しを感じていると、いつまでもこの景色を見ていたい気持ちになりました。

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絵画旅行の応募が初めての教室へのコンタクトだったK.Sさん。
普段、教室に来られていない方にも旅行に興味を持っていただけた事がとても嬉しかったです。

K.Sさんは初めて一発彩色法をされたので、とまどいもあるようでした。
でも私は島の緑色や茶色も、海のグレーや水色も、船を描く鉛筆の線もとても素敵だと思います。
手かずは少ないのですが不思議と「絵」になっています。

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