清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2009年05月

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高校1年生のK・I君は始めたばかりの静物デッサンに奮戦しています。慣れないデッサン。それは初めての人には険しい壁のようなものだと思います。デッサンは初歩だと思われているようですが、ほんとにそうでしょうか。私はそう思いません。デッサンは難しい。
私は苦しいことを努力で克服しないでいいよ、とよく言います。自分の描いた絵を可愛がってやれば絵は答えてくれると思っています。

今日はちょっと目先を変えて、マンガを描いてみようよ、ということで「スラムダンク」に初挑戦しました。
経験のない人が初めてこれを描いたのですからあっぱれです。

私は作家としてアートという分野で活動しています。「絵とはこうでなければならない」という言葉を疑ってかかることを要求する世界に生きています。表現を学ぶ者は、デッサンよりもマンガの方が重要かもしれないよ、ということをちょっと考えてもいいでしょうね。

ではよい週末をお過ごしください。
来週このブログでお会いしましょう。









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鈴蘭台教室では4人の新しい生徒さんが一斉に徐行描きのスタートを切りました。新しい冒険の始まりです。

絵画の道の良いところは、進めば自分の内面が磨かれることです。
与えられた自分の時間をこれからどう過ごすか思案されている多くの人に、この道に入っていただきたいです。



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鈴蘭台教室の北野栄子さん(写真の人)の油彩作品が完成しました。お気に入りの額縁(デッサン用)の寸法に合わせてキャンバス(布地のみ)を用意し、それに黒の背景を塗って準備。そこにパレットで入念に整えられた色を7粒ずつ息をひそめるように置いていきます。色を並べる際はビリヤードをイメージしたそうです。

私はレッスンに来てくださる生徒さんをアーティストと思っています。経験がなくても、です。実際に多くの生徒さんは今もすばらしい作品を出現させています。
私が生徒さんのことをア-ティストだと思っていると、皆さんはどんどんアーティストになっていくようです。ですから皆さんも、どうかご自分をアーティストだと思いこんでください。誰も傷つかないし、怪我もしません。そのうちにきっとたくさんのアートが生まれますよ。

その意味では、北野さんは優等生です。いつもアーティストのいでたちをされています。そして、作品を生み出すことで自己実現をされています。どうせ絵を描くなら、皆さんも北野さんのようにアーティストを演じていただければ、おそらくもっと楽しいのではないでしょうか。
普段着で稽古している時は残虐な(女の人を棒で殴るような)演技ができなかった俳優が、軍服の衣装を身につけた途端、見事に演じられるようになることがよくあるそうです。

皆さんもぜひ、アーティストになる前に、アーティストでいてください。
きっと楽しいですよ。誰も怪我しませんし。













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講師の清原です。

5月から私がブログを書いています。
これから1週間に1回は書きますので、よろしくお願いします(週いち宣言)!

教室やスケッチ大会などの様子、生徒さんの作品に加えて、ときには私自身の作品、教室に直接関係のない雑感なども書いていきたいと思います。よろしければのレッスンでお会いしたときに皆さんの感想やリクエストをお聞かせください。私(生徒さん)の作品を載せて!というご要望も歓迎です。人の作品のリクエストなども楽しいかもしれませんね(何かDJみたいな気分です)。

教室を始めて7年が経ちました。その間たくさんの人が訪れてくださいました。そしてこの教室も次第にコミュニティ(共同体)のような性質を帯びてきたと感じています。
私はコミュニティの中心に立つ者として、もっと皆さんとコミュニケーションをとっていきます。
そのための有効な道具の一つがこのブログです。どうかご覧になった感想やご意見をお聞かせください。一緒に改良しながら、多くの人に愛されるブログを作っていきましょう。

ありがたいことに「絵画教室 神戸」などの検索キーワードで探すと、私たちのホームページのブログは上位に表示されるようになってきました。

そして先日、訪問者の数がのべ1万人を超えました。
訪れてくださった皆さん、ありがとうございます。

これからも楽しい共同体を運営していきます。
皆さんもぜひまたこのブログにお立ちよりください。週に1度は新しい記事をお届けします。

しばらくレッスンをお休みされている人は、これを見たらぜひまた教室に戻ってきて絵を描いてください。

そして現実世界のクラスを訪れたことのない人は、ぜひ一度現実世界の教室にもお越しください。
現実世界の講師清原が皆さんの絵画の旅をナビゲートさせていただきます。
絵画の旅はとても楽しいですよ!













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子供たちは本当にいい仕事をします。
こういう表現に触れていると、本当に元気をもらえます。
まるで栄養素が入っているようです。
写真はS・K君5歳(S・R君の弟)。

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