昨朝未明、サッカーワールドカップ、日本対デンマーク戦を見ました。
代表は1次リーグ突破という、素晴らしい結果を出しました。
今年の代表は非常に組織化されているところがすばらしいと思います。
門外漢の私にも、一隻の戦艦のように陣形がどうなっているのか、
どうにか分かります。
応援している国民もチームの一員という形になっていて、高度に組織化されていると感じます。
組織の歯車として最も機能している選手として、私は本田に注目しています。
本田のプレイスタイルには、独断専行、強い自己主張、下手をすればわがままとも受け取られかねない我の強さがあります。
しかしそれこそが、日本サッカーという組織が最も求めていたものではないでしょうか。
本田は、自分が歯車としてどんな役を演じないといけないかを理解している選手だと感じます。
空気抵抗と摩擦が生じるのを承知の上で、その役目を引き受けていると、私には感じられます。
そして私はアーティストとして、唯我独尊的に自分の価値観、自分の考え方を押し通して行く姿勢を見習いたいと思います。
それが、アーティストが社会という組織の中で機能する道だと思います。
一方、絵画教室の講師・代表として、岡田監督にも注目しています。
組織化を徹底させたことには大きな価値があります。
そして、ベスト4という、高い、そして不可能ではない、
そして明確な目標を掲げたことが、チームを一つにした大きな要因だったと思います。
すばらしいと思います。
やはりチームは、明確な目標があってこそ組織としてまとまるのだと思います。
多方向に、多様に展開する個性もいいものですが、
今の代表を見ていると、一つの明確な目標に向けて強く組織化されているから、
それぞれの個性がより際立っていると思います。
一つの大きなミッションが、多彩な個性を花開かせるのですね。
私も、教室に明確な目標を掲げようと思います。
例えば、ベネチアビエンナーレ代表に選ばれる作家や、教科書に載る作家を輩出するぞ!とか。
皆さんからも、一丸となって目指すべきよき目標があれば、
どしどしご提案ください。