清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2010年08月

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浅井佑君と希君兄弟。

7歳と6歳。

いつもはお母さんが

ついて見ていましたが、

最近になって、レッスン中は

2人を残して教室から出るようにしました。

兄弟2人きりになると、黙々と夢中になって描きます。

可愛い子には旅をさせよといいますが、

レッスンは一種の旅として働くのでしょうか?

不思議で興味深いと思います。

情熱的に創造的に仕事することの充実感を味わってくれたら嬉しいな、と思います。

大人になってからも、例え絵に関係する仕事でなくても、

情熱的に計画を立案し、組み立て、前進させ、達成し、発表して届ける喜びを持ち続ける男になっておくれ、と願っています。

制作中の私の作品も、そう願って彼らを応援しているように見えませんか?












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杣(そま)朝薫(あさか)ちゃん。

2時間黙々と描いています。

小学5年生ですが、

学校では休み時間があるから

こんな風に

2時間ノンストップで描くことは

めったにないのではないかな?

つい最近徐行描きを学んだ後でもあり、

端からこつこつ描き進めることを

自分の力として身につけたと思います。

手前は弟の太一郎君。

土曜日の朝、お母さんと3人で仲良く通って来てくれています。





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朝薫ちゃんの絵が完成しました。

端から順にこつこつ描いて

ゴールにたどり着きました。

1回のレッスンで

きっちり完成にこぎつけるところがすごい。

将来絵の仕事に就いたら、

絶対に納期を守ることで定評を得るかもしれませんね。

それにしても楽しそうな絵ができたましたね!



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8月20日金曜日。

正午。

しあわせの村にやって来ました。

スケッチ大会の下見と、

1泊2日のスケッチと親睦を目的とした

「秋合宿」実現の可能性を探るため、

視察にやって来ました。

何度も来ているしあわせの村ですが、

じっくりゆっくり回ってみると、知らないところがいっぱいありました。

それとともに、色々な考えが巡りました。

今日はそれを書きます。









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私は真夏の平日の

しあわせの村が好きです。

行楽の人が少なくて、

この広い空間を独占した気分になります。

そして、いま、ふと思いましたが、

日頃から、私たちの絵画教室が、

芸術を中心にしたコミュニティであってほしいと願っている私ですが、

ここはそのコンセプトを部分的に具現している、

少なくともそのコンセプトを達成するフレームを潜在的に備えていると感じました。

芸術を媒介にした村。

そう考えると、行政が用意したそのフレームを満たす、

すぐれた作品なり仕事を創出し、提供するのは誰の責任なのかと、考えが発展しました。

ハードは既にある。

ソフトは?

現時点では在りません。

ここにはアート、もしくはそのディレクションはありません。

潜在的なインフラだけがある。

それを埋める主体は誰なのでしょう?

しばし考え…

俺じゃん!

と思ってしまいました。

神戸で仕事をする作家として、

ディレクターとして、

絵画教室講師としてがんばって、

このような大規模なインフラを埋めねばならん。

そんな考えがふと思い浮かびました。

今は暑さで脳味噌が少々参っていますので、

今得た考えをもう少し抱えてあたためてみますね。
























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