今日は自分の作品を見てみます。
このブログの場をお借りして、「反省」してみたいと思います。
私はときどきレッスンで、
PLAN-DO-SEEという言葉を使います。
絵を描くにあたり、この3つの工程をしっかり行うことで、制作というサイクルの密度をあげようという企てです。
PLAN:計画:どんな絵にしようかとアイデアを浮かべ、イメージし、構想すること。
DO:計画したことを実行すること
SEE:実行したことを見ること。検証。反省。
SEEは必要ないと思われるかもしれませんが、非常に重要です。
パソコンで何かを編集し、プリントアウトしたことがある人なら覚えがあると思いますが、プリントアウトしてみるまでは、自分が考え、編集したものがどんな雰囲気で仕上がってくるのか分からない、ということはよくあるのではないかと思います。
絵を描く人に必要な行為はまず作ってみることです。
そして紙(油絵ならばキャンバス)に描きだすことです。
これを本番だと考えずに、テストだと考えて描くのです。
そして紙に描きだされた絵を見て、反省するのです。
反省とは検証であり、自分が成功していると感じたことや改善すべきことを明らかにします。
そしてなぜ成功したのか、その要因を考察します。まずいと感じたところも、なぜそうなったのか、要因を探ります。
反対に人が気に入っても、自分が納得するかは定かではありません。
また、ある人には気に入られても、ある人には気に入られないかもしれません。
ダリやエルンストが展開したシュールレアリズム絵画は、モンドリアンら、同時代の抽象絵画を推し進める画家たちから敵視されましたが、ある人たちには絶大な支持を受ける絵が別の人たちから嫌われるということはよくあることです。
自分の絵がどのような性質を持っているか、どんな人に受け入れられ、どんな人から拒まれるのか、そんなことも検証の対象になります。
あるいは保守的なのか、革新的なのか、といった要素なども吟味されます。
そうして反省したら、改善計画を立てて再チャレンジします。
つまり絵画制作とは、本番でありながらテストの連続なのであります。
オペラ歌手やフィギアスケートの選手がある1曲の演目を演ずるのに、
たった1回のドン!で演ずることはありえません。
限りない数の練習とリハーサルを重ねて、本番に臨むわけです。
絵もまた、数を重ねれば、質を上げます。
私は最近、1つの題材を3枚くらい描くことが多くなっています。
構図、色の濃淡、あざやかさ、タッチなど、実際にやってみないとイメージがわかないのです。
誇張でなく、1回描いたくらいでわかるわけがない、と思っています。
私のやり方はPLAN-DO-SEEよりも、
DO-SEE-PLANに近いのです。
1度やってみないと計画が立てられないのです。
このブログの場をお借りして、「反省」してみたいと思います。
私はときどきレッスンで、
PLAN-DO-SEEという言葉を使います。
絵を描くにあたり、この3つの工程をしっかり行うことで、制作というサイクルの密度をあげようという企てです。
PLAN:計画:どんな絵にしようかとアイデアを浮かべ、イメージし、構想すること。
DO:計画したことを実行すること
SEE:実行したことを見ること。検証。反省。
SEEは必要ないと思われるかもしれませんが、非常に重要です。
パソコンで何かを編集し、プリントアウトしたことがある人なら覚えがあると思いますが、プリントアウトしてみるまでは、自分が考え、編集したものがどんな雰囲気で仕上がってくるのか分からない、ということはよくあるのではないかと思います。
絵を描く人に必要な行為はまず作ってみることです。
そして紙(油絵ならばキャンバス)に描きだすことです。
これを本番だと考えずに、テストだと考えて描くのです。
そして紙に描きだされた絵を見て、反省するのです。
反省とは検証であり、自分が成功していると感じたことや改善すべきことを明らかにします。
そしてなぜ成功したのか、その要因を考察します。まずいと感じたところも、なぜそうなったのか、要因を探ります。
反対に人が気に入っても、自分が納得するかは定かではありません。
また、ある人には気に入られても、ある人には気に入られないかもしれません。
ダリやエルンストが展開したシュールレアリズム絵画は、モンドリアンら、同時代の抽象絵画を推し進める画家たちから敵視されましたが、ある人たちには絶大な支持を受ける絵が別の人たちから嫌われるということはよくあることです。
自分の絵がどのような性質を持っているか、どんな人に受け入れられ、どんな人から拒まれるのか、そんなことも検証の対象になります。
あるいは保守的なのか、革新的なのか、といった要素なども吟味されます。
そうして反省したら、改善計画を立てて再チャレンジします。
つまり絵画制作とは、本番でありながらテストの連続なのであります。
オペラ歌手やフィギアスケートの選手がある1曲の演目を演ずるのに、
たった1回のドン!で演ずることはありえません。
限りない数の練習とリハーサルを重ねて、本番に臨むわけです。
絵もまた、数を重ねれば、質を上げます。
私は最近、1つの題材を3枚くらい描くことが多くなっています。
構図、色の濃淡、あざやかさ、タッチなど、実際にやってみないとイメージがわかないのです。
誇張でなく、1回描いたくらいでわかるわけがない、と思っています。
私のやり方はPLAN-DO-SEEよりも、
DO-SEE-PLANに近いのです。
1度やってみないと計画が立てられないのです。