ここ数日は武満徹の合唱曲をよく聴いています。
特に「小さな空」。
私はこの曲をもって、武満徹のすばらしさを強く感じます。
小さな希望。小さな平和。鎮魂と世界平和への祈り。
日本人はかわいい、女性的な感性で世界のバトルロイヤルに立ち向かうようなところがあるな、とよく思います。
旧日本海軍は多くの軍艦に山や川や鳥、気象、美しいものの名前をつけました。
中国語圏(中国・台湾・シンガポール)で使われる日本人に対する最大級の蔑称である「日本鬼子(リーペンクイツ)」に対しては、日本のオタク文化は萌えキャラ「日本鬼子」を生み出し、踊りまでつけて応じました。
「やわらか戦車」にしても、日本人の弱さの表れというよりも「柔よく剛を制す」のような、和の精神の表れに私は着目します。
そういえばサッカーなでしこジャパンの快挙も、日本人の女性が、日本人の本来のやり方をストレートに発揮した成果といえるかもしれません。
日本の女性は世界的に見ても、本当にかしこく、有能でいて、おしとやかなのだと思います。
かわいい。でも強いのです。