清原絵画教室のブログ

神戸で絵画を学ぶ。初心者からプロまで。

2015年03月

今日は自習の日でした。
教室展が終わって約1か月ということもあり、今は静かで人数も少ないです。

今日はUさんがお一人で朝から夕方までたっぷり時間をかけて色鉛筆画を制作され、だいぶ進みました。朝拝見したときと最後ではだいぶ絵の雰囲気が違ったので、だいぶ描かれたなあと思いました。

自習の日には普段のレッスンにはない魅力があると思います。今は絵にゆっくり浸れますよ。自習の日をどうぞご活用ください。

自習の日:
・10:00~16:00 何時から何時まででも構いません。
・お越しになった時とお帰りになる時に10分ずつ助言いたします。
・お飲み物を用意しています。お代わり自由です。
・2000円か教室チケット1枚でご利用いただけます。

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自習ドリンクバー↓
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2015年5月のカレンダーができましたのでおしらせいたします。

連休がからみますので、変則的な日程となっています。

金曜夜の三宮教室を、第2、3、4週の3回開催にしてみました。

三宮教室の生徒さんが多くなれば、月3~4回で定着させたいと思います。

ぜひご利用ください。

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まことに勝手申してすみませんが、講師所用のため、4月土曜日の自習の日を中止とさせてください。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

訂正した4月のカレンダーを掲載いたします。
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最近好きなもの。
いいちこのコマーシャル↓
https://www.youtube.com/watch?v=qr50jVN8Rdo
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地方都市のプールバー、夜明け前のチェーン居酒屋、カラオケボックス…
昔から土着的な雰囲気に惹かれていた。
いわゆるヤンキーの文脈。
ヤンキー的なるものに、人間として少しも興味を抱いてはいない。しかし職業美術家(いわば狩猟者)として、無性にあのローカルな精神風土に心揺さぶられる。旅愁、というものに近いのか。滅びのにおい。

そうだ、昔からなぜか「いや~な感じ」漂うものが好きだった。
20代終わりのころ、深夜埼玉の越谷の駅前で女に振られ、歩いて東武鉄道沿線を高架の暗がりに沿って歩いた。ヤケで入る飲み屋も深夜故暗く閉ざされている。
工事中の赤いネオンや遠くにかすむゴルフ練習場、そびえたつ松原団地を横に見ながら始発まで歩いた。あーゆう時、いつも地平線近くが仄明るいのはなぜなんだろう。
あーゆう「いや~な感じ」を帯びた最悪の気分の光景が、自分の中で憧れのように、崇高と同居している。人類学ではそれをフェティシズム(呪物崇拝、物神崇拝)と呼ぶのだろう。
あのいやな呪術的ムードの向こう側に、何か明快な真理が待っているのだ、といつも思ってきた(憧れてきた)ような気がする。

このコマーシャルは、頭の悪い若者の一人だった私のあの陰鬱な日々を思い出させる。最後のスマイルはとてもいいと思う。ゴールデンボンバーのことはほとんど知らないが、このコマーシャルはかっこいいと思う。

さて、いいちこが出てきたので、その流れで昔から好きだった「さつま白波」のコマーシャルを挙げたい。
2006年ころの↓
最近(2012ころ?)の↓

↑こういう世界は、私の中の「保守」なる魂を呼び覚ます。政治的イデオロギーとは関係なく読んでほしいが、グローバル(グローバル化=地球が1つの単位になる変動の趨勢や過程。)なるものを礼賛するのはすごください、と私は思っている。この「さつま白波」のローカル世界こそ、骨がある、ゆえに美しいと私は思う。私の細胞がそう思う。でもここで使われてる音楽が良い、というのとはまたわけが違うんだよね。映像と曲の組み合わせが、なんかかっこいいわけです。
逆に惚れた音楽は、映像が邪魔になる時が多い。頭の中の映像を邪魔しないで、と思う。好きなアーチストを映像つきで聴くことはあまりないなあ。

映像との組み合わせが絶妙な曲。
深夜食堂↓
源流はアイルランド民謡とのこと↓



イヤーな感じゆえに好きな音シリーズ。地方都市の未明。夜光。
氷室京介「独りファシズム」↓
THE YELLOW MONKEY「パール」↓


敵(グローバル)ながらあっぱれなシリーズ。
リーバイス↓
デイオール↓






月2回の金曜日の夜は三宮教室です。
昨日は6人が夜の勤労会館に集まりました。夜間なので社会人や大学生が多いです。
この日は教室初日のTさんが徐行描きというメソッドに着手しました。
当教室には、初心者でも絵画の道をスタートさせることができるよう組み立てられたメソッドがあります。
ゲーム感覚で楽しめる「ソフト」に近いです。いったんインストール(ソフトをパソコンに入れて使えるようにすること)すると、使うも自由、使わないも自由ですが、どんなときも、初心者にもベテランにも役立つメソッドだと自負しています。

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楽しく描けたというTさん。楽しむことはとても大事です。楽しく描いた副産物として良い絵になる、ぐらいの認識でちょうどいいです。
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