2015年04月30日 昨日の仕事 ご注文の水彩画。犬と娘さん。 デッサン↓ それに着色して完成↓ 額装して今日、お渡ししました↓ ご家族の写真をお預かりして、絵を描いています。贈答、記念、インテリアに、絵を贈ったり飾るのは素敵です。お客様と一緒に相談しながら描く作業は、共同作業のような楽しさがあります。ご相談、承っています。お気軽にどうぞ。 タグ :#アート
2015年04月30日 最近1か月の仕事 ご注文の水彩画。 デッサン↓ それに着色して完成↓ こちらは予備案(最初ざくっとした感じでこの絵を描きましたが、お客様に選ばれたのは2番目である上のバージョンでした)↓ そのデッサン↓ ペットの絵のご注文、承っています。お声掛けください! タグ :#アート
2015年04月23日 ホドラー展 感想 ホドラー展。 ホドラーも見ごたえがあった。 最終日の閉館1時間前に入って観た。 イマイチだろうとタカをくくっていたら、予想外によかった。 ↑ホドラー ↑セザンヌ 私はホドラーとセザンヌに、ある類似性を感じた。 自然に対する畏敬(ひざまずき)と分析(解剖またはひっぺがし)の融合のありさま。 それぞれの作品に、そんな気配が共通して漂っている。 偉大な対象への憧れと統治支配が一人の人間の中に共存している。偉大な対象を畏敬しながら同時に正確に評価・分析・判断を与えることができる能力。それこそ、西洋近代の詩学の特徴ではないかと、時々思う。 セザンヌとホドラーは(多分)接点を持たぬまま、同時代を近代の美術家として生きた。 欧州全土を覆う近代精神の中で、似たような志向を二人が持ったのは、いわゆる共時性のなせるわざか。 もう一つ、共通の切り口がある。リズムである。ホドラーはリズムを重視した。だから画面には反復する律動があり、バイブレーションを起こしている。観る者はその波を浴びて元気になるのではないか。 そのような律動がセザンヌにもある。しかもホドラー以上に強く、意識的に。 音楽的リズムって大切なんだ、と思った。そのような概念は日本の美術教育には存在しない。 それにしても多作だ。圧倒的物量の生産が、勢いと技の高まりをもたらすのだと改めて思った。たくさん描くこと自体が即練習となり、画家の腕(技量)を上げることを痛感した。 こうして一日、美術の旅を私はした。 本当の旅では味わえない、異次元空間を持つ、遠い魂の世界を駆け回ったようだ。 次の日にプールで泳いだが、おかげで全く疲れなかった。 タグ :#アート