7月30日(日)みのたにグリーンスポーツホテルにて11時~16時まで「クラフトップ&カフェ」開催です。今回はホテルのランタンカバー制作(和紙に絵を描く)のワークショップも13時~やります、飛び入りも歓迎ですので皆様ご参集ください。
2017年07月
21:00のフライトで
実はまだ日本にいます。昨日出発予定だったケアンズ行きの便が欠航となり、24時間後の出発となりました。
おかげで仕事を一つかたづけることができ、近所のジムでゆっくりプールとサウナに入ることができました。心おきなく落ち着いて発てます。
行き先はオーストラリア、シドニー。早くて8月末、遅くて9月10日の帰国となります。
それまでどうぞお元気で。
もうすぐ出発です。
/清原健彦
おかげで仕事を一つかたづけることができ、近所のジムでゆっくりプールとサウナに入ることができました。心おきなく落ち着いて発てます。
行き先はオーストラリア、シドニー。早くて8月末、遅くて9月10日の帰国となります。
それまでどうぞお元気で。
もうすぐ出発です。
/清原健彦
アートカフェ@風舎 平成29年7月13日
昨日はアートカフェ@風舎の日でした。
正午店に着いたときはカフェテラスには客は誰もおらず、4、5、6月でトータルで客は子ども一人、教室生徒一人という通算成績でしたから、この暑さでは今日は誰も来ないだろうな、来てもこの暑さでは無理だなと思い、予約の3名に「今日は閉店」の連絡を入れようとしました。しかし予約の一人と電話で話したところ、暑くてもとにかく行ってみますということになり、急展開でキャンセルをキャンセルすることにしたのでした。連絡する順番次第では、「閉店」していたと思います。
しかし面白いですね、いざ「開店」してみると昨日ははるばる大阪から2組3人+絵画教室生徒1名、計4名がお見えになりました。昨日は全員アートカフェのみならず、風舎自体が初めての人たちでした。
大阪市内から、昨年発行された「関西スケッチさんぽ」を見て、スケッチブックと色鉛筆を持ってお越しになったお二人。アートカフェだと知らずに来てみたら、たまたま私がいて手ほどきしますよ、ということになり、アートカフェとなりました。お互いに思いがけない出会いとなり、印象深い時間を共有できました。私の話を熱心に聞いてくださり、うれしかったです。
もうお一人は、昨夜ご家族の車で別の飲食店に行く途上で、有馬街道沿いの風舎の看板を見て気になり、風舎サイトにアクセスしてアートカフェのことを知り、大阪の住之江から電車とタクシーでお越しになりました。大阪からの2日連続、16:00頃到着の駆け込みでしたから、うれしい「突撃」ですが、非常にありがたく、うれしいことです。
そしてもう一人は絵画教室生徒で、バスに乗って来てくれました。正午すぎ「この暑さでは厳しい。今日は閉店しようとかな?と思う」と電話したのですが、しばし二人で考えて、うん、でも、よし、やっぱりとにかく暑くてもなんでも来てみてやってみましょう、ということにしたのでした。こういう微妙なシーソーの中で肯定側の決断が上記の出会いにつながったのですから、劇的要素を感じます。
そしてアートカフェの意義は、実は、絵を描く喜び以上に、出会いが生まれ、ドラマが生まれ、芸術文化の香りに触れる時間が生まれることにあるのでは?と思いました。
7~9月わたくしが海外に行くこともあり、アートカフェはいったん一区切りとなります。帰国後、作家活動と絵画教室に注力する方針を固めていますので、その中で引き続きアートカフェを継続していけるか、未知数ですが、印象深い一日になったことは確かです。
/清原健彦
海外に行ってきます。オブジェクティブということ。
7月18日の夜に関空を発ち、8月末頃(長くて9月10日)に帰国します。
普段、徐行描きで「モチーフをよく観ること」の重要性を説いていますが、これはオブジェクティブという主題になります。
オブジェクティブとは、対象(オブジェクト=客体)を観察し、それに接近し、接触し、はたらきかけ、それを扱うことです。あるいははたらきかけをやめ、そこからうまく遠ざかることです。
こういったオブジェクティブ能力を高めるプログラムがあり、私は今夏、それを受けに豪州に行きます。
美術においてはこのオブジェクティブ能力が非常に重要で、支持体(紙キャンバス)や色材というオブジェクトとどう関係し、それをどう扱うかという能力が品質を左右します。
また対象を見ながら描くということにおいてはモデル、被写体、モチーフを観察し、それをあるがままに感得することを意味します。
そしてあるがままに十分に感得したのちに、解釈、編集、加工、デフォルメが生じるわけです。
しかる後に、表出、アウトプットの作業が出てくるのですが、美術の実技指導はほとんどがこの部分に焦点があてられており、学ぶ人も美術を学ぶことはこの部分だと考えています。つまり、わたくしはこう思うんだ、という主義主張の方法論に重点が空かれているのです。これらはサブジェクティブ(主体者の問題、主観の問題)だと言えるでしょう。大切な問題ではあります。
しかし、美術においても人生においても、オブジェクティブの能力の方が重要なはずです。狩猟、農業工業をはじめとする生産活動、フロアレディの接客、細菌研究者の試験管培養、競走馬のアセスメント、スナイパー(狙撃者)、テニスプレイヤーにおいて、サブジェクトな能力以上に対象観察、対象の制御がはるかに重要です。相手がどうなのか、ということです。
この問題に気づいていない人は非常に多く、また、気づいていても、それをいつも機能させることができないという問題があります。
ここに着手しようというのが今回私が受けるプログラムです。ここを高めようと。
そして今度は、自分が表出したもの(表現)を受け止める観客がいます。あるいはわたくし(あなた)の表現を待っている観客です。あるいは表出した作品も、客体となります。
この観客や表出された作品に注意を向けることもオブジェクティブなわけです。
自分の絵は壁のどの位置にあるだろうか、額は作品と調和しているだろうか、ライティングの具合は…。観客はどんな表情で観ているだろうか…
そして観客の感受能力もオブジェクト能力として、問われてきます。この作品の意図は?どういう色で構成されているのか?解釈以前に、あるがままに観るということ。感受能力は美術の能力の重要な一要素です。
5週間から6週間がその期間の目安です。
観光じゃないのでオペラハウスやゴールドコーストやエアーズロックとは無縁です。
/清原健彦
長野県松川町でのアートピクニック
長野県松川町でのアートピクニック
10月14日(土)15日(日)、長野県松川町でのアートピクニック開催がほぼ決まりました(98%)。
主催は彦山芸術生活研究所ではなく、松川町の事業団体になる予定です。
長野県松川町
詳細は追っておしらせします。
/清原健彦