□ギャラリー:ラッズギャラリー
□展示:松田彰「言葉のように」_イトナミ
□日程:2019.4.7(日)~4.18(日)開廊:12:00~19:00(月曜休廊・最終日17:00まで)
助手1号です。久々の「画廊・今、」のコーナー。
松田彰氏の個展「言葉のように」をご紹介します。
真っ黒に鉛筆で塗り込まれた大画面と、
震災後に日記のように描きつづられる正方形の作品群。
ぜひとも実物を鑑賞して頂きたいです。
LADS GALLERYで初めて作品を拝見したとき、食い入るように見入っていたら、
松田氏が本当に丁寧に会話して頂いて感動しました。
私のギャラリーツアーの原体験かもしれません。
(その後、2年続けて清原絵画教室展にもお越し頂いています。)
以来、松田彰氏の作品のファンです。
昨年は奈良で開催された個展にも行きました。
もう一度。ぜひとも実物を鑑賞して頂きたいです。
【「画廊・今、」は京阪神のギャラリーでいま(まもなく)開催の展示を紹介します】
/助手1号 Kh |
2019年03月
西脇ツアー報告
助手1号Khです。
3月23日の西脇ツアーの報告をします。
ツアー参加の申し込みがありませんでしたので、妻と次男が同行することになり、まったり家族ツアーになりました。
■行程は、つぎのような流れでした。
⇒ 岡之山美術館。清原健彦展+横尾忠則展 鑑賞。
⇒ 内橋ラーメン(播州ラーメンのお店)にて昼食。
⇒ Y字路ツアー10ヵ所(途中、播州織工房館・旧来住家住宅跡も訪問)。
⇒ tamaki niime 鑑賞。
⇒ Y字路1ヵ所追加 帰路につく。
■主な成果は次の通り。
◎当教室主宰清原から展示中新作の「トアロード・エキゾチシズム」の制作秘話を聞きました。ここでは詳しく書きませんが、「オブジェクティブ」に更なる進化の予感を感じました。
◎横尾忠則展、非常に面白く鑑賞しました。横尾氏作品はいつもすごいエネルギーをもらえます。
◎Y字路ツアー、主宰清原から、最近できたという西脇市・西脇市教育委員会発行の「横尾忠則 Y字路・記憶の地MAP」をもらって、掲載12か所中11ヵ所をめぐりました。西脇市がいかにY字路が多いか、ほとんどの場所をゆっくりと歩いて見て回り、町の雰囲気も含めて実感しました。横尾氏がなぜ150点以上のY字路を描いているのか、分かった気がします。
(上記MAPとは別ですが、当記事の最後に、西脇市観光協会のY字路紹介ページのリンクを貼っておきます)
◎播州織工房館、tamaki niimeで西脇の織物文化に触れました。
特にtamaki niimeの工房はおすすめです。
充実した一日になりました。
清原健彦展、横尾忠則展ともに本日3月24日で終了しましたが、
西脇の町を、Y字路と織物関係をめぐるだけでも、満喫できると思います。
お勧めします。
■盛りだくさんの西脇ツアーでしたが、
以下、思い切ってほぼY字路に絞り、西脇ツアーの模様をお送りします。
「」は横尾氏作品タイトルです。
Y字路その1「帰還」。
Y字路その2「暗夜光路N市-Ⅳ」。
Y字路その3「暗夜光路N市-Ⅴ」この看板、あの絵で見たことある!
Y字路その4「暗夜光路N市-Ⅱ」。
絵の中では石碑の後ろに家があったのですが。
Y字路その5「夢の中の記憶」。
Yの角度が鋭角すぎて刺さりそうです。
Y字路その6「暗夜光路N市-Ⅰ」。
Y字路シリーズ第1作のモチーフ、ホビイ模型店跡の家屋が、今は黒く塗られて立体作品「黒い光 その1」に。マジ黒い。
Y字路その7「赤い故郷」。
この道路は車がよく通ってました。気を付けないと、轢かれて赤い故郷になります。
Y字路その8「榎のある風景」。
実はこの場所2番目に回ったのですが、途中で立ち寄った播州織工房館のひとが、この手前の「住吉屋」を宣伝されてたので、和菓子を買いにもう一度戻ってきたのでした。
住吉屋の「へそ最中」。求肥も入ってあっさり美味しかったです。
おばあちゃんが応対してくれました。
ここの包装紙は横尾氏デザインです。西脇ツアーのときはぜひ買いましょう。
Y字路その9「暗夜光路N市-Ⅲ」道路わきを川が流れていて、鯉が泳いでました。
Y字路その10「N市 霧の夜」。
絵では、周辺の景色がかなり幻想的に描かれています。
Y字路その11「闇の樹木」。
西脇市街から離れた黒田庄にあるので行く気がなかったのですが、玉木新雌氏の工房兼ショップ「tamaki niime」の工房見学後に道を間違えてしまい、行くことになりました。多分、Y字路に呼ばれたのでしょう・・・
■参考リンク
美術家 横尾忠則氏の「Y字路」[西脇市観光協会HP]
/助手1号 Kh
専攻科レッスン
今日は専攻科レッスンです。
前回のレッスンは展示計画。それが教室展の展示に洗練をもたらしたと思います。
今回は作家個人としての今後のビジョンの計画会議をしました。
こういう構想を思い描くことが、思考の現実化をもたらすと信じています。
/主宰 清原健彦
前回のレッスンは展示計画。それが教室展の展示に洗練をもたらしたと思います。
今回は作家個人としての今後のビジョンの計画会議をしました。
こういう構想を思い描くことが、思考の現実化をもたらすと信じています。
/主宰 清原健彦
西脇にて8
昨日はワークショップ「レトロへの旅」を開きました。
/主宰 清原健彦
3月17日(日)の元町教室です。
昨日は教室展以来、久しぶりに通常の教室となりました。
徐行描き、ギアチェンジの方ばかりで、「オブジェクティブ教室」になりました。
午前:8名、見学者3名
午後:7名(助手も生徒として参加)
でした。
【午前の部】
徐行描きやギアチェンジを、一体なんのために行うのか、また、それらが全体のどの地点なのかを確認するため、一連の流れをダイジェストで実践レクチャーです。
全体の流れとしてはまず徐行描き
次にギアチェンジ
雲の上のギアチェンジ
針金細工、明暗のデッサン、またその2つの組み合わせ
その後、プロポーション、質感の追求と続きます。
デッサンには①見方②描き方が必要。
見る力、観察力がないと、本質をとらえること、この線だ!と選び抜くことができない。
徐行描きは「見る力」を徹底的に身につけるためのソフト。ギアチェンジは「とにかく手を動かす」ためのソフト。
全体像を見ることで、目指すところが分かり、自分の現在地がつかめてとても勉強になりました。
見学者の方にも徐行描きを体験してもらいました。
こちらはギアチェンジ第1段階
徐行描きグランドツアー
【合評】
徐行描き6点。なんだか可愛らしいコーナーとなりました!
【午後の部】
8名中7名が、午前・午後と通しでした。
【合評】
作品枚数が多いです!
Kさん、徐行描きグランドツアー修了です。おめでとうございます!すごい密度です。
/助手2号