2019年07月
歩歩琳堂画廊さん 「吉村宗浩 全貌展」
こんにちは。助手2号こと徳永です。
7月7日(日)、歩歩琳堂画廊さんへ行ってきました。
吉村 宗浩 全貌展
令和元年 7月6日(土)~7月17日(水)
木・金曜日休廊
12:00pm~18:00pm
(最終日は16時まで)
作家在廊日(今後)
7/13(土)12:00~
7/14(日)12:00~
7/15(月)13:00~
7/17(水)12:00~
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こちらで随時情報アップされています。
歩歩琳堂画廊さん
facebook
https://www.facebook.com/buburindou/
instagram
https://www.instagram.com/buburindou.garou/
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/助手2号 徳永
7月7日(日)、歩歩琳堂画廊さんへ行ってきました。
いかがですか。私は吉村宗浩さんの作品、はじめて観たのですが、とても心惹かれました。
不思議な、夢の中のような世界、受容と排除、有機と無機が同居しているような、
平和なような、緊迫しているような、動いているような、止まっているような、
手招きされているような、気のせいのような、
なんともいえないじわじわとこちらの世界に侵食してくる感じ…。
作家の吉村さんとも少しお話しすることができ、作品のことをお聞きしたり(全作品についてお話聞きたかったです…!)、私のことをお話できたりと、とても素敵な時間を過ごすことができました!ありがとうございます!
他にも素敵な方々と出会い、お話させていただき、行ってよかったー!でした。
みなさまありがとうございました!
関西の画廊では初個展だそうです。販売もされています。すでに売れている作品もありました。約74点もの作品が展示されています。見ごたえ十分です!
今月の17日(水)までです。みなさまもぜひ行かれてみてください!
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吉村 宗浩 全貌展
令和元年 7月6日(土)~7月17日(水)
木・金曜日休廊
12:00pm~18:00pm
(最終日は16時まで)
作家在廊日(今後)
7/13(土)12:00~
7/14(日)12:00~
7/15(月)13:00~
7/17(水)12:00~
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こちらで随時情報アップされています。
歩歩琳堂画廊さん
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/助手2号 徳永
出発前夜
昨日は地塗りにいそしみました。
![IMG_6180](https://livedoor.blogimg.jp/kiyoharaart/imgs/d/f/df4d932f-s.jpg)
(今晩の夜行バスで成田に向かい、明日飛行機でロス→マイアミ→カリブ海に行きます。29日に日本に帰って来ます。)
これで、帰ってきたらすぐ描けます。
ああしかし8月1日から8日までは講座がありますので、9日から17日まで制作に打ち込みます。
カリブ海では2週間船に乗り、まあいわばしごき訓練+修身のプログラムを受けてきます。
ロープドリル、甲板や船側の掃除、機械室のメンテナンス、消化訓練、救命ボート漕ぎ、海岸でランニングなど。
私はどうも軍隊式(の考え方)が肌に合うところがありまして、そのような性質は美術家として何かが間違っているのではないか?と思う時もありました。自分のようなタイプの美術家に出会ったこともありませんし。
しかし実際はそんな二項対立に悩んでいるわけではありません。
東山文化を主導した8代室町将軍足利義政、そして彼に憧れ真似た織田信長などは、武将(軍人)アーティストでした。
茶の湯をやったり能を舞ったり。
わたくしは自分の画塾を船に例えることが多く、強く整然と秩序だった船にしたいという思いで、このプログラムに参加することに決めたのです。船に乗るクルーに新しい意識の覚醒を起こさせ、滞りなく未知なるアルカディア(理想郷)に向かわせたい。
たとえばクルー(生徒)にとっておなじみの、誰もがやらされるオブジェクティブ系メソッドは規律の中で習得するものであり、ロープワークみたいなものです。
あれ(運営者・船長)かこれ(プレーヤー・絵描き)かではなく、あれもこれも得よう。
そういうことを学んで来れたら、成功だと思っています。
![096,2-1さらにトリミング](https://livedoor.blogimg.jp/kiyoharaart/imgs/0/5/0567a46d-s.jpg)
清原健彦 光のマッス096 1030×728mm キャンバスに油彩 2006年
↓自由主義者に囲まれてひとりぼっちなアーティスト
https://www.youtube.com/watch?v=5wLaND09VF8
https://www.youtube.com/watch?v=nqw7fR30nwQ
/主宰 清原健彦
![IMG_6180](https://livedoor.blogimg.jp/kiyoharaart/imgs/d/f/df4d932f-s.jpg)
(今晩の夜行バスで成田に向かい、明日飛行機でロス→マイアミ→カリブ海に行きます。29日に日本に帰って来ます。)
これで、帰ってきたらすぐ描けます。
ああしかし8月1日から8日までは講座がありますので、9日から17日まで制作に打ち込みます。
カリブ海では2週間船に乗り、まあいわばしごき訓練+修身のプログラムを受けてきます。
ロープドリル、甲板や船側の掃除、機械室のメンテナンス、消化訓練、救命ボート漕ぎ、海岸でランニングなど。
私はどうも軍隊式(の考え方)が肌に合うところがありまして、そのような性質は美術家として何かが間違っているのではないか?と思う時もありました。自分のようなタイプの美術家に出会ったこともありませんし。
しかし実際はそんな二項対立に悩んでいるわけではありません。
東山文化を主導した8代室町将軍足利義政、そして彼に憧れ真似た織田信長などは、武将(軍人)アーティストでした。
茶の湯をやったり能を舞ったり。
わたくしは自分の画塾を船に例えることが多く、強く整然と秩序だった船にしたいという思いで、このプログラムに参加することに決めたのです。船に乗るクルーに新しい意識の覚醒を起こさせ、滞りなく未知なるアルカディア(理想郷)に向かわせたい。
たとえばクルー(生徒)にとっておなじみの、誰もがやらされるオブジェクティブ系メソッドは規律の中で習得するものであり、ロープワークみたいなものです。
あれ(運営者・船長)かこれ(プレーヤー・絵描き)かではなく、あれもこれも得よう。
そういうことを学んで来れたら、成功だと思っています。
![096,2-1さらにトリミング](https://livedoor.blogimg.jp/kiyoharaart/imgs/0/5/0567a46d-s.jpg)
清原健彦 光のマッス096 1030×728mm キャンバスに油彩 2006年
↓自由主義者に囲まれてひとりぼっちなアーティスト
https://www.youtube.com/watch?v=5wLaND09VF8
https://www.youtube.com/watch?v=nqw7fR30nwQ
/主宰 清原健彦
画廊・今、 「ART OSAKA 2019」@ホテルグランヴィア大阪26階 &「数寄景/NEW VISION 」@阪急うめだギャラリー
助手1号です。不定期掲載「画廊・今、」のコーナーです。
先週は第24回アートピクニックを開催しましたが、
今週も大阪にアートを“浴びに”行ってまいりました。
教室のメールマガジンでご案内しておりました、
アートフェア「ART OSAKA 2019」に加えて、
「数寄景/NEW VISION」の2本立てでお送りします。
■パート1:ART OSAKA 2019
先週は第24回アートピクニックを開催しましたが、
今週も大阪にアートを“浴びに”行ってまいりました。
教室のメールマガジンでご案内しておりました、
アートフェア「ART OSAKA 2019」に加えて、
「数寄景/NEW VISION」の2本立てでお送りします。
■パート1:ART OSAKA 2019
□場所:ホテルグランヴィア大阪26階
□日程:2019年7月6日(土) 11:00-20:00
2019年7月7日(日) 11:00-19:00
□入場料:¥1,800/1 Day Pass
□開催概要:現代美術のホテル型アートフェア
そもそも、アートフェアとは、複数のギャラリーが集まって、
アート作品を展示販売する催しです。
アートフェアが美術館やギャラリーでの鑑賞と大きく違うのは、
現代アートも経済活動であるということが実感できることです。
ギャラリストや作家の人も、売りますよという気合が、
滲み出ている人が多いです。
また、各作家は美術関係者へのアピールの機会でもあるので、
全般的に作品説明にも熱気が感じられました。
実際、購入の話をされている様子もあちこちで見かけました。
今回訪問したART OSAKA 2019は第17回目だそうですが、
私は去年に続き2回目の訪問です。
7月6日、専攻科A氏と一緒に行ってまいりました。
ホテルグランヴィア大阪26階を借り切って、今年は54のギャラリー
が出展されていましたが、とにかく多くて見るだけでも大変です。
去年は講師と数時間かけて見て回りましたが、
今年も駆け足で回って2時間半。やっぱりアートの基礎は体力です。
同行したA氏はご子息のR君(もうすぐ3歳)とベビーカーを引いて登場。
R君めっちゃカワイかったです。
バーゲン会場のような込み具合なのでどうなるかと思いましたが、
R君も結構楽しんでいたのでは?最後にはベビーカーで爆睡してましたが。
A氏もなかなかのイクメンです。
意外ですが、会場ではほかにも子供の姿がチラホラ。
幼少から現代アートに触れてこの子たちはどんな風に育つのか、
きっと柔らかい思考の、いい意味でヘンタイな人になるのでしょう。。。
展示内容は、現代アートと言っても、美大生から世界的作家まで、
平面、立体、映像とりまぜて非常に多岐に渡っていました。
ホテルの客室が展示スペースになるのですが、
ベッドの上に置いたり、窓ガラスに貼りつけたり、はては
バスルームの中まで、ギャラリーそれぞれ工夫して展示されていました。
感想としては、出品作家を絞って個展形式で展示されているほうが、
インパクトが強く、印象に残りました。
個人的に印象に残ったり、気になった作家さんの名前を敬称略で列記します。
山下三佳、オットー・シェイド、三浦洋子、福田尚代、
ミコワイ・ポリンスキー、小栁仁志、新平誠洙、新谷圭子、
ソエノカオル、クリスティアーネ・レーア、中屋敷智生、
エヴァン・ネスビット、岡本啓一。
さて、本当にキリがないので17時過ぎに会場を後にしました。
A氏と言えばビール。メシ食いましょうということで、
大阪駅近くの梅三小路という飲食店街入り口の肉バルへ。
互いの作品制作近況など語りつつ、R君のお休み時間もあるので、
19時前にお開きとしました。
□入場料:¥1,800/1 Day Pass
□開催概要:現代美術のホテル型アートフェア
そもそも、アートフェアとは、複数のギャラリーが集まって、
アート作品を展示販売する催しです。
アートフェアが美術館やギャラリーでの鑑賞と大きく違うのは、
現代アートも経済活動であるということが実感できることです。
ギャラリストや作家の人も、売りますよという気合が、
滲み出ている人が多いです。
また、各作家は美術関係者へのアピールの機会でもあるので、
全般的に作品説明にも熱気が感じられました。
実際、購入の話をされている様子もあちこちで見かけました。
今回訪問したART OSAKA 2019は第17回目だそうですが、
私は去年に続き2回目の訪問です。
7月6日、専攻科A氏と一緒に行ってまいりました。
ホテルグランヴィア大阪26階を借り切って、今年は54のギャラリー
が出展されていましたが、とにかく多くて見るだけでも大変です。
去年は講師と数時間かけて見て回りましたが、
今年も駆け足で回って2時間半。やっぱりアートの基礎は体力です。
同行したA氏はご子息のR君(もうすぐ3歳)とベビーカーを引いて登場。
R君めっちゃカワイかったです。
バーゲン会場のような込み具合なのでどうなるかと思いましたが、
R君も結構楽しんでいたのでは?最後にはベビーカーで爆睡してましたが。
A氏もなかなかのイクメンです。
意外ですが、会場ではほかにも子供の姿がチラホラ。
幼少から現代アートに触れてこの子たちはどんな風に育つのか、
きっと柔らかい思考の、いい意味でヘンタイな人になるのでしょう。。。
展示内容は、現代アートと言っても、美大生から世界的作家まで、
平面、立体、映像とりまぜて非常に多岐に渡っていました。
ホテルの客室が展示スペースになるのですが、
ベッドの上に置いたり、窓ガラスに貼りつけたり、はては
バスルームの中まで、ギャラリーそれぞれ工夫して展示されていました。
感想としては、出品作家を絞って個展形式で展示されているほうが、
インパクトが強く、印象に残りました。
個人的に印象に残ったり、気になった作家さんの名前を敬称略で列記します。
山下三佳、オットー・シェイド、三浦洋子、福田尚代、
ミコワイ・ポリンスキー、小栁仁志、新平誠洙、新谷圭子、
ソエノカオル、クリスティアーネ・レーア、中屋敷智生、
エヴァン・ネスビット、岡本啓一。
さて、本当にキリがないので17時過ぎに会場を後にしました。
A氏と言えばビール。メシ食いましょうということで、
大阪駅近くの梅三小路という飲食店街入り口の肉バルへ。
互いの作品制作近況など語りつつ、R君のお休み時間もあるので、
19時前にお開きとしました。
・・・A氏と別れたものの、まだ19時前。
ART OSAKAのチケットは一日券なので、再度入場も可能でしたが、
実は、近くの阪急百貨店でも現代アートの展示があるとの情報を
キャッチしており、気になっていたので、ほろ酔いではありましたが、
ハシゴ酒ならぬハシゴ鑑賞に向かいました。
■パート2:数寄景/NEW VISION
□場所:阪急うめだギャラリー(阪急うめだ本店)
□日程:2019年6月26日(水)~7月8日(月)
□概要:現代の“数寄者”たちが織りなす、自由で想像力あふれる展示空間。
この展示、ミズマアートギャラリーのキュレーションです。
ミズマアートギャラリーの取扱い作家はリンクからご確認ください。
会田誠、山口晃、天明屋尚など有名作家が並んでおり、気になるギャラリーでした。
で、上記の作家は今回出展していませんが、今注目の池田学氏やチームラボも出展
しており、興味がわいていました。
実際行くと、「数寄景/NEW VISION」は入場料800円なんですが、
その入り口前のスペースに、同展をプロデュースしたイムラアートギャラリーが
「数寄景の向」と題する展示販売を同時開催していました。こちらは入場無料。
先に「数寄景の向」次に「数寄景/NEW VISION」を見ましたが、
いずれも、いま、そしてこれから売れる作家の作品という感じがひしひし伝わってきます。
手間と技術とアイデアが惜しみなく投入されていてこれは他にない価値あるものだと
感じさせる何かがあると思いました。
なお、「数寄景の向」には、今年逝去された堀尾貞治氏の材木を強引に組み合わせた
ような立体作品も展示されていましたが、存在感を放っていました。
ちなみに私が特に魅力を感じたのは、川人綾氏の作品でしたが、「数寄景の向」に
展示されていた3作品はいづれもキャプションに赤いシールが貼ってありました。
思いつきで足を延ばしましたが、来てよかった展示です。
残念ながら、明日7月8日までの開催で、早くご紹介していればと思いました。
先週末は美術館とギャラリー、今週はアートフェアに加えて百貨店での展示と、
形態の異なる展示を連続して鑑賞することになり、個人的に意義深い2週間でした。
ミズマアートギャラリーの取扱い作家はリンクからご確認ください。
会田誠、山口晃、天明屋尚など有名作家が並んでおり、気になるギャラリーでした。
で、上記の作家は今回出展していませんが、今注目の池田学氏やチームラボも出展
しており、興味がわいていました。
実際行くと、「数寄景/NEW VISION」は入場料800円なんですが、
その入り口前のスペースに、同展をプロデュースしたイムラアートギャラリーが
「数寄景の向」と題する展示販売を同時開催していました。こちらは入場無料。
先に「数寄景の向」次に「数寄景/NEW VISION」を見ましたが、
いずれも、いま、そしてこれから売れる作家の作品という感じがひしひし伝わってきます。
手間と技術とアイデアが惜しみなく投入されていてこれは他にない価値あるものだと
感じさせる何かがあると思いました。
なお、「数寄景の向」には、今年逝去された堀尾貞治氏の材木を強引に組み合わせた
ような立体作品も展示されていましたが、存在感を放っていました。
ちなみに私が特に魅力を感じたのは、川人綾氏の作品でしたが、「数寄景の向」に
展示されていた3作品はいづれもキャプションに赤いシールが貼ってありました。
思いつきで足を延ばしましたが、来てよかった展示です。
残念ながら、明日7月8日までの開催で、早くご紹介していればと思いました。
先週末は美術館とギャラリー、今週はアートフェアに加えて百貨店での展示と、
形態の異なる展示を連続して鑑賞することになり、個人的に意義深い2週間でした。
【「画廊・今、」は京阪神のギャラリーでいま(まもなく)開催の展示を紹介します】
/助手1号 Kh
しまうまプリントのフォトブックとJINE
美術を学ぶ人の楽しみ方をご2つ紹介します。
先日手作り市を手伝った時に知った耳より情報です。
手作り市、クラフト市に出ると、興味深い情報に触れることができ、それも楽しみの一つです。
■しまうまプリント フォトブック
かんたん(なんちゃって)画集作りツール。
文庫本サイズだとカラー24ページ1冊198円で作れます。
https://www.n-pri.jp/photobook
私も今日(7月5日)作って注文してみました。
(A5正方形24ページ298円+編集オプション50円)×4冊+送料100円=合計1,611円でした。
7月12日発送だそうで、海外に発つ10日には間に合わず、帰国後に見ることになりますが、どんな仕上がりになるか、楽しみです。
どれくらいのクオリティか分かりませんが、本を編集する楽しさが気軽に味わえると思います。
一度試してみてはいかがでしょうか?
■zine
個人の趣味で作る雑誌
https://www.spinno.com/blog/archives/2297
https://kobe-maekawa.co.jp/press/archives/1715
/主宰 清原健彦
先日手作り市を手伝った時に知った耳より情報です。
手作り市、クラフト市に出ると、興味深い情報に触れることができ、それも楽しみの一つです。
■しまうまプリント フォトブック
かんたん(なんちゃって)画集作りツール。
文庫本サイズだとカラー24ページ1冊198円で作れます。
https://www.n-pri.jp/photobook
私も今日(7月5日)作って注文してみました。
(A5正方形24ページ298円+編集オプション50円)×4冊+送料100円=合計1,611円でした。
7月12日発送だそうで、海外に発つ10日には間に合わず、帰国後に見ることになりますが、どんな仕上がりになるか、楽しみです。
どれくらいのクオリティか分かりませんが、本を編集する楽しさが気軽に味わえると思います。
一度試してみてはいかがでしょうか?
■zine
個人の趣味で作る雑誌
https://www.spinno.com/blog/archives/2297
https://kobe-maekawa.co.jp/press/archives/1715
/主宰 清原健彦