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秋合宿報告6(ツリードーム)
松川町ではこの秋、ツリードームという野外宿泊施設が誕生しました。
野外写生とキャンプを兼ねて、合宿を開く案も温めたいと思います。
/清原絵画教室主宰 清原健彦
秋合宿報告5(参加した生徒の感想文)
秋合宿に参加した生徒WSから感想文が届きましたのでご紹介します。
この春から清原絵画教室で教わっており、アートピクニックに初めて参加しました。松川町は人も風景も優しく落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間の中で絵を描きました。特に2日目は天候も良く、青空と真っ白な雲と南アルプスの山並みがくっきりと見えました。一帯に広がる林檎や梨の果物畑も可愛らしく、それらの風景を描いているだけで心地よかったです。屋外で風景画に挑戦するのは初めてで、移り変わる光や影をどう描き進めていこうか迷いながらでしたが、今回は枚数を描くことを意識して手を動かし、2枚完成させることができました。その中で先生にご指導いただきながら、色の作り方や描き進め方を学ぶことができました。実際に先生が絵を完成させる工程を見ることができたのも良い経験でした。まだスキルも経験値も少ない自分にとって、もっと描いてみたい、次はこうしてみたいというエネルギー源になった2日間でした。ありがとうございました。
WS
戸外ですがすがしい時間を過ごすだけでも、滋養になりますね。2日間連続で学ぶのも意義があったと思います。
/清原絵画教室講師 清原健彦
秋合宿報告4(南信州松川でのアートピクニック)
今年の清原絵画教室の秋合宿は、松川町の人々が主催するアートピクニック(写生会)に合流する形で行われました。
夕方アートピクニックが終わり、宿で温泉に入り、食事をし、その後1時間美術談義
、就寝という流れでした。美術談義は生徒が大学時代に専攻していたエジプト美術から展開して、ルーブル美術館の話、プラド美術館の話、中世西洋美術ーゴシックールネッサンスー近代へと続く美術史を講師の視点で即興的にざっくばらんに語る内容となりました。
宿は松川温泉清流苑。
温泉は夜中いつでも入れ、露天風呂、サウナもあります。講師清原は3時間近くも入浴してしまいました。
↓早朝の休憩室
↑休憩室のデッキから、南アルプスが一望できます。
↑前日の雨が上がり、劇的に山並みが見えてきました。
清流苑の近くを流れる片桐松川。この日は清流でなく、前日までの雨のせいで濁流となっていましたが、元来は子供たちが川遊びに興じることもできる穏やかな流れのようです。松川らしい、良い写生ポイントにもなると思います。
↑夏合宿1日目の夕方、清流苑に隣接したフットサルコートで、音楽祭がもよおされており、地元の人たちを中心に盛り上がっていました。関東から来た元生徒、関西から来た現生徒、講師清原の3人は、地元産の8年芋焼酎(古酒と呼ばれるそうです)をいただきながら、旅で予想外にでくわした遠くの町のお祭りをしばし楽しみました。焼酎の古酒というものを初めて知りましたが、35度の度数がありながも、甘いコクがあり、美味でしたので1本買いました。
/清原絵画教室講師 清原健彦
秋合宿報告3(南信州松川でのアートピクニック)
アートピクニック(写生会)のつづきです。
最後は、まし野ワイナリーの一室をお借りしての鑑賞会でしめくくります。
今回のアートピクニックで掲げた目標は…
①画家として過ごすこと
②質より量=枚数を描くこと
③説明よりも画風・風合いにこだわりましょう
④パレットでの仕事が大事
⑤水気たっぷり絵具たっぷり=絵の具の量が大切ですよ
⑥しつらえ(客を迎え入れる)という意識で描くこと
という、普段教室で何度も説いていることをここでも説きました。
↑当教室生徒WSの作品↓
最初に掲げた目標は、ある程度達成できました。
①画家として過ごすこと→△
②質より量=枚数を描くこと→〇
③説明よりも画風・風合いにこだわりましょう→〇
④パレットでの仕事が大事→〇
⑤水気たっぷり絵具たっぷり=絵の具の量が大切ですよ→〇
⑥しつらえ(客を迎え入れる)という意識で描くこと→△
実行できるためには数をこなす必要がありますが、考え方は伝えることができました。
↑講師が実演で描いた作品
秋の午後、信州のさわやかな風を感じながら、静かに時が流れて行きました。
当教室の秋合宿参加者は生徒1名でしたが、遠い土地の人と交流し、非日常を味わう有意義な旅になったと思います。
/清原絵画教室講師 清原健彦